こんにちは!
アン・インテリア・ラボ研究員のAnneです。
今回はNetflixの大ヒットドラマ『クイーンズ・ギャンビット(The Queen’s Gambit)』に登場する、
主人公ベス(演:アニャ・テイラー=ジョイ)のお部屋のインテリアを分析&コーディネートしたいと思います。
という方の参考になれば幸いです。
それでは行ってみましょう♪
クイーンズ・ギャンビットってどんなお話?
まずは簡単にストーリーのご紹介を。(知ってるよ!という方は次の項目へどうぞ)
お話は1950年台半ばの米国ケンタッキー州から始まります。
主人公のベスは9歳で親を亡くして児童養護施設に引き取られ、
そこでチェスと出会い才能を開花させていきます。
その後13歳で養子となったものの養子先の夫婦が離婚し生活が困窮。
ベスはチェスプレイヤーとして勝ち上がっていくことに活路を見出します。
孤独や薬物依存などの問題を抱えながらも、強く美しく勝ち進んでいくベスの姿がとても魅力的で、一度見始めると目が離せなくなるドラマです。
ベスのお部屋はこんな感じ
今回ご紹介するのはベスが養子先で与えられた自室です。
養母アルマが事前に整えていたお部屋なのでベスらしさは皆無なのですが、
理想の娘像を体現したようなガーリーでかわいらしいお部屋です。
部屋に入った瞬間に固まるベス…
彼女のクールなイメージとはあまりにも異なるので内心ひいているのかと思いきや、
ひとりきりになった瞬間めちゃくちゃ嬉しそうにしていたので気に入ったんでしょうね。
それではこのお部屋のポイントを見ていきましょう。
カラーはピンク×ホワイト基調、ペールブルーをアクセントに
ご覧のとおり壁紙やファブリックスはピンク系を中心に、家具類はホワイト系でまとめられており、女性的でかわいらしい印象のコーディネートです。
ただそれだけではありがちな印象になりそうですが、
ベッドまわりにペールブルー地のファブリックを用いたことでより華やかで印象的なコーディネートになっています。
参考にする際もこのカラーバランスをまねしてみてください。
曲線的でクラシカルな家具
次に家具のデザインに注目してみましょう。
部屋の隅に置かれているチェアや窓辺のベンチなど、
この部屋の家具は曲線的でクラシカルなデザインが中心で
カラーはホワイトで統一されています。
上品でありながら重すぎず、これから大人になっていく女の子にぴったりなコーディネートですね。
ベス風コーデの際は曲線的でホワイト系の家具という点をおさえておきましょう。
贅沢なファブリック使い、柄×柄コーデ
最後にファブリックスとクロス(壁紙)について見ていきましょう。
このお部屋の最大のポイントは
お姫様のような天蓋付きベッドと全面に貼られたピンクのチェック柄クロスです。
上品な花柄の生地にトリムまでついた天蓋、
さらに同じ生地で作られたベッドカバーまで…本当にゴージャス!
養母アルマが娘を迎え入れることをいかに楽しみにしていたのかが伝わってきます。
そして印象的なチェック柄のクロス。
他の部屋の壁には花柄がよく使われているのでアルマの好みでいくと花柄なんでしょうが、
13歳の少女にふさわしいものを…と選んだ結果がこのクロスなんだろうなと思うとなんだか微笑ましいです。
まねする際のポイントとしては、
カーテンや天蓋・ラグなどファブリックスをたくさん使ってゴージャスさを出すこと、
ピンクの同系色でまとめつつタイプの異なる柄と柄(植物系とチェックなど)を組み合わせると、
ベスの部屋のような上品さとかわいらしさを併せもつ素敵なコーディネートになります。
以上のポイントをまとめるとこのようになります。
- カラーはピンク×ホワイト基調、ペールブルーをアクセントに
- 曲線的でクラシカルな家具
- 贅沢なファブリック使い、柄×柄コーデ
ベスのお部屋風 インテリアコーディネート
今回も上記のポイントに沿って私の方でコーディネートをしてみました。
ベスの部屋の天蓋やベッドカバーはおそらくフルオーダーでそのまま取り入れるにはちょっとハードルが高いかなと思ったので、オンラインで手軽に手に入る既存のものでまとめています。
気になるアイテムはこのあとの紹介をぜひチェックしてみてください♪
上品なピンクのストライプ柄クロス
ベスのお部屋はピンクのチェック柄クロスだったので
同様にトラディショナルなストライプ柄を選んでみました。
色味がやさしいので癒されるベッドルームになること間違いなしです。
ミントブルーのボタニカル柄カーテン
ボタニカルとアニマルのデザインが華やかで上品なカーテンです。
ベスの部屋と同様ブルーのベースにピンクのお花柄のものにしてみました。
生地はインポートですが縫製は国内のカーテン屋さんなので安心です。
直接相談したらお揃いのベッドカバーも作ってくれるかもしれませんね。
ふんわりレースの天蓋
取り付けの簡単な天蓋(キャノピー)です。
たっぷりのレースが素敵ですよね。
カラーバリエーションも豊富なので、お部屋のテーマカラーに合わせて選べます。
ステッチが魅力のハイバックベッド
ボタン留めのステッチが素敵なベッドヘッド&フレームです。
まるでお姫様のベッドみたいですね♪
天蓋と組み合わせるとさらに素敵なベッドルームになること間違いなしです。
フレンチシックなドレッサー
ベスのお部屋にあったドレッサーにそっくりだったので選んでみました。
猫足デザインとホワイトのカラーリングがベス風コーデにぴったりです。
窓辺に置きたいアームチェア
ベスのお部屋の片隅にもこんなデザインのアームチェアが置かれています。
お部屋の広さに余裕があればぜひ1脚置きたいですね。
グレージュのテーブルランプ
ベッドサイドなどに置きたいテーブルランプ。
グレージュのシェードがとても上品ですね。
くすみピンクの大きめクッション
ベッドヘッドに大きめのクッションを置くとリッチな雰囲気が出ます。
フリルもついていてガーリーなお部屋にぴったりです。
ピンクのメダリオン柄ラグ
ベスのお部屋でもベッドの足元あたりにラグが敷かれています。
ピンクの同系色でまとめつつエキゾチックな柄を取り入れることで、
かわいいけど甘すぎないお部屋のアクセントになります。
サイズオーダーできるカーペット
ベスのお部屋でもラグの下に全面カーペットが敷かれています。
既存の床色に影響されずやさしいピンクコーデでまとまりますし、
裸足で歩いても冷たくないのでベッドルームにカーペットを敷き詰めるのはとってもおすすめ。
サイズオーダー可能なのでお部屋にぴったりのサイズでおさまります。
以上が今回のおすすめコーディネートアイテムのご紹介でした。
まとめ
今回はNetflixドラマ『クイーンズ・ギャンビット』のベスのお部屋インテリアの分析&コーディネートでした。
海外ドラマのインテリアアイテム探しはなかなかいいのが見つからず毎回苦戦していますが、今回もご多分にもれずそうでした…笑
ですが最終的にはお気に入りのコーデができてホッとしています。
今回の記事が理想のお部屋づくりの参考になればうれしいです。
当サイトではこのように
テレビ番組や映画のインテリアを取り上げ
そのポイントとコーディネート方法をお伝えしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!